ラトビア移住12年目。
 
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虫垂炎

お久しぶりの管理人である。

 

リガはすっかり一年中で一番良い季節を迎えているのであった。

そんな美しい季節の中、虫垂炎に見舞われた管理人である。

 

事の起こりは先週火曜日の夜、何やらお腹が張ったような感じだったのである。

翌日、腹部膨満感というか、腸の中にガスが溜まって痛い時と同じような痛みが出て、「ああ、ガスが溜まってしまったんだ」と思っていたのであった。ガスを散らす薬を飲んだらなんとなく痛みも引いて来たのでそのままにして、木曜日はちょっとお腹が痛いけど普通に過ごしたのであった。

そして、金曜日、朝からなんとなく気分が悪い。お腹も引き続き痛い。昼から2コマ授業があるが、どうしよう。まあ、座っていればやってやれないことはないから、と普通に授業をした。

この日はオペラに行く予定だったのだけれど、流石に辛そうだと判断し、チケットを売ったのであった。

トボトボと徒歩で帰宅中、一歩踏み出すごとに痛みがお腹の中に響くのに気づく。

やっとこの時点で「あれ?なんかヤバイ?」と気づく。

帰宅して症状をググると、うーん、虫垂炎っぽい。

痛みも右下に集中しているような気がして来た。

虫垂炎なら熱があるはずだ。

そういえばなんだか寒気もしてるし。というわけで体温を測ってみると38度だった。

ビンゴ。

 

結局、午後5時に病院到着、医師に見てもらって、超音波検査、X線、CT、血液検査、午後9時入院、午後11時手術、と相成った。

 

どうやら、壊疽性虫垂炎というやつで、破裂一歩手前だったそうな。

若くてハンサムな外科医は、腹腔内鏡手術で虫垂を摘出してくれた。

管理人は腹部の手術歴も放射線治療歴もあり、お腹の中は結構癒着しているはずで、開腹手術は致し方なし、と諦めていたので、大変嬉しいのであった。

 

さて、それから3日間、点滴三昧である。

朝1本、昼3本、夜3本。

術後2日間は絶食。3日目は重湯である。

ラトビアの重湯はオート麦の重湯である。

3日目にドレインチューブを外してもらった。

そして4日目、点滴を4本打って、めでたく退院である。

 

Home sweet home.

やっぱり家が一番である。

 

 

 

【2018.05.31 Thursday 17:27】 author : 管理人
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風邪をひいたら

すっかり春めいて来たリガである。

 

北国の春なので、毎日毎日何かしらの変化が見える急激な春の到来である。

犬の散歩に行っては咲いたばかりの道草の花の写真を撮り、気温が10度になったと喜んでベランダで発泡ワインなどを飲んでいたら、すっかり風邪をひいてしまったのであった。

 

さて、今回の風邪はインフルエンザではないものの、38度強ぐらいまで熱が出て、無限に出る鼻水、喉の痛み、咳、という症状であった。風邪というのは大抵何らかのウイルスの感染によるものなので解熱剤の使用とか鼻水を止めるスプレーとか対症療法が普通である。

 

ラトビアでは普通、大人は風邪ごときでは医者には行かない。

管理人の知る限り、ラトビア人はあまり薬は好きでないようである。

そして、風邪をひいたらすぐ休む。

風邪をひいたら休むのが当たり前なので、職場で誰も文句をいう人はいない。

私が行かなければ皆に迷惑をかけてしまう、などという事態にはならない。

 

いつだったか、大学の給料の振込の一部が大幅に遅れたことがあった。

一部、というのは給料が「講師としての固定料」、「講師としての歩合給」、「研究者としての給料」などなど、というように細切れになっていてそれぞれ別々に振り込まれて来るので、固定給は振り込まれたが、歩合給が振り込まれてないぞ、と言った事態である。

まあ、大学だから給与不払いはないだろうと思いつつも不安になって、事務スタッフに聞いて見たところ、

「給与振込担当の人が風邪をひいて一週間寝込んでしまったので遅れてるらしいです。待っていればそのうちちゃんと振り込まれますよ」

という回答であった。

そして誰もが、

「ああ、それじゃ仕方ないよね」

と納得するのである。

一部だけ振り込まれたのは、会計の部内で他の職員が自分たちの職務とは別に、わかる範囲で勤務時間内で対応したからである。

それからしばらくして、歩合給部分の申告方法が大幅に改善されてタイムスケジュールと連動するようになった。

誰かが風邪をひいて一週間休んでも回るように改善されたのである。

 

風邪をひいた職員が無理して出勤して給与計算をするような職場だったらどうだっただろう。

風邪を職場内に蔓延させ、風邪をうつされた別の職員も無理して出勤して働く。

みんなが無理をして、そして無理をすればなんとか回るからシステムの改善もない。

永遠に無理をし続ける職場になるのである。

 

さて、今回はラトビアの風邪対処法について書こうと思っていたのに話がそれた。

カフェインの入っていないお茶をすすって寝ること、である。

すすれる限界の熱いお茶をすすり、すぐに布団に包まって寝るのである。

鼻や喉の症状が少しおさまって、全身がポカポカして、すうっと眠れるのである。

起きたらまた熱いお茶をすする。

1日何回でも熱いお茶をすする。

お茶はベリー茶やハーブティーが一般的で、はちみつを入れたり、ベリー類のジャムを入れたりすることもある。

お試しあれ。

 

 

 

 

 

【2018.04.25 Wednesday 17:22】 author : 管理人
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帯状疱疹と大腸鏡検査

夏至祭も終わって、あとは夏休みへ一直線の管理人である。

 

そんな夏の幸せに包まれた日曜日、胸元に突如として赤いプツプツが出現したのである。

「なんだろ?雑草抜きした時に虫でも胸元に入ってかぶれたのかな?」

などと思っていたのである。

がしかし、日曜の夕方には脇の方にもブツブツが。。。

「これはおかしい」

そして、そのブツブツはちょっと盛り上がり気味なのである。

しかも痛かゆい。

 

「もしやこれは。。。」

と思って調べてみると帯状疱疹とぴったり。

慌てて医者をやっている弟にメッセンジャーで指示を仰いで、とりあえず家にあった口唇ヘルペス用の軟膏を塗り、月曜の朝一番に経口の抗ウイルス剤を調達したのであった。

 

管理人の場合は、肋間神経に潜んでいたウイルスが暴れ出したようで、背中からそれはもうちゃんと帯状に脇を通って胸元まで赤いプツプツが出て来ているのであった。

「ほほう、肋間神経はこのように走っていたのだね」

などと鏡に向かって呟いてみたりしたが、何しろ痛痒い。

それに、なんとも言えない、筋肉痛のような違うような不思議な痛みがある。

「ほほう、これが神経痛というものか。ウイルスが神経に沿って増殖しているがために神経が傷つけられているのだな」

などと感心してみたものの、いやはや恐ろしいではないか。そう、まさに神経が傷つけられているのである。

抗ウイルス剤に頑張ってもらわなければ。

 

帯状疱疹の場合は安静にしなさい、とどこのサイトにも書かれている。

がしかし、運悪く本日火曜日の朝一番で期末テスト。さらに、そのあと前々から予約していた旦那の大腸鏡検査の付き添いだったのである。前日から絶食して、さらに腸洗浄で弱々している旦那を連れてクリニックへ行き、麻酔から覚めてなんとなくふわふわしている旦那を連れて帰って来て、ヘロの散歩である。

一息ついた時にはプツプツのチリチリ感が増している。

ああ、安静にしていなかったから悪くなっているのか。。。

と思ったが、よくよく考えれば、なんとなく汗もかいているし、汗でプツプツが刺激されているだけかもしれない。

ということで早速シャワーを浴びてさっぱりしたら、チリチリ感もほとんどなくなったのであった。

プツプツに汗は禁物である。

 

さて、帯状疱疹は早めに治してしまいたいものだが、それにも増して、旦那の大腸鏡検査の過程をみていると、そちらの方が不安に思えてくるのである。というのは、管理人も大腸鏡検査の予定が入っているのである。幸いなことに、どこもかしこも予約がいっぱいで、まだちょっと先なのだが、何しろ絶食したり腸洗浄液をガブガブ飲んだり、検査の後にはお腹イタイである。これを難行苦行と言わずしてなんと表現すべきだろうか。

 

ああ、そんな不安を抱えているとプツプツの治りが遅くなりそうである。

 

 

【2017.06.28 Wednesday 04:08】 author : 管理人
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看取りと手続き
東京では桜が満開らしいが、まだまだ氷点下の気温から抜け出せないリガである。

さて、今回、ママを在宅で看取った際の状況について、簡潔に情報をまとめておきたいと思う。

1)介護サービスはあるのか?
ラトビアでは赤十字と民間の介護人材派遣会社を選択することができる。赤十字は主に低所得者向けなので、ほとんど費用はかからない。介護用品も赤十字で貸し出してくれる。介護用品で困ったら、薬局に行くと何でも相談に乗ってくれる。民間の介護人材派遣会社では、1時間あたり3LVL程度で看護師助手クラスの人を派遣してくれる。ただし、この人はやってくれる事のリスト以外の事はしてくれない。
結局、管理人家では介護の人を呼んだその日から、ママが昏睡状態になってしまったので、大人用オムツの換え方を教授してもらった1時間のみの利用であった。
大人用オムツと言えば、ファミリードクターにオムツが必要になりましたと申告すると、オムツの処方箋を書いてくれて、定価の半額で購入できるのであった。

2)家で看取る場合に医者とかどうするのか?
ママの場合、卵巣がんの末期だったので、痛みのコントロールを最優先させた。経口のコデインを処方してもらっていたのだが、痛みの具合に応じて、随時増量するようにとの指示であった。最後の3日間は嚥下できなくなってしまったので、医療用麻薬のパッチと皮下注射でのレスキューをすることとなった。皮下注射程度なら家族が行う。ちなみに、医者は来てくれない。というか、来ても何もする事がないのである。痛みのコントロールは家族で出来る。分からない事や困った事は全て電話で相談であった。

3)亡くなったら誰を呼ぶ?
日本だと訪問診療をしてくれる医師をお願いしておいて、亡くなったら来てもらって死亡診断書を書いてもらう、ということらしいので、ここでもそうかと思っていたら、違った。
亡くなっても医師は来てくれない。
というか、「亡くなったので書類が必要」とファミリードクターに電話すると書類を用意してくれるのである。
というわけで、呼ぶのは葬儀屋である。
葬儀屋は24時間態勢で、電話すると1時間程でやって来て、葬儀までの間遺体を預かって、きれいに身支度をしてくれるのである。

4)葬儀と埋葬
葬儀に関しては、教会で行うか、墓地の小さなチャペルで行うかは好みによる。ママは教会での葬儀を希望していたので、神父さんと日時を打ち合わせして、それを葬儀屋に伝えるときちんと教会にきれいになった遺体を葬儀の日に届けてくれた。
埋葬の際、棺にラトビアの伝統工芸の毛布を掛ける。やはり、寒くない様にということなのだろうか。
便利だったのは、年金である。亡くなった人には、お葬式の足しに、ということであろう、年金が2ヶ月分支給される。これはなんと葬儀屋が請求する事ができ、葬儀屋の口座に直接振り込まれるのである。従って、家族は何もする必要がなく、自動的に年金の2ヶ月分が葬儀費用から差し引かれた金額となるのである。

5)形見分けは基本的になし。
生前に直接あげる場合を除いて、形見分けという風習は無いようである。



【2013.03.28 Thursday 18:31】 author : 管理人
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長い一日
ヘビーな初雪がようやく溶けたリガである。

本日は楽しい金曜日。
予定では今年最後の別荘生活を楽しむ予定だったのだが、
昨日、激しくお腹を壊した管理人は、どんよりとアパートで休養を余儀なくされているのだった。

昨日は長い一日であった。

お昼に食べた「チキンポタージュスープ」がいけなかったのか、基本的に食べ過ぎたのか、何かのウイルスに感染したのか、定かではない。
が、しかし、午後3時頃から腸の蠕動運動が激しくなり、腹痛となったのであった。
通常、腹痛はお腹の中身を全部出し切ってしまえば治まるものだが、今回の腹痛はそれでも尚続いたのであった。

折り悪く、旦那は会議三昧の一日で、最後の会議から戻って来た時には、旦那のオフィスでぐったりしている管理人を見つけて驚愕したのであった。

「救急受付へ行こう」

こういうとき、職場が病院だと便利である。
医師も知り合いなので、イロイロと優先してくれたりするのである。

一応、念のためにエコー検査、血液検査、で異常がないかどうかを確認。
体温を測ったら微熱があった。
寒いと思っていたのだが、熱があったとは。。。

血液検査の結果待ちの間に点滴、である。
点滴で痛みも治まって来たので、辺りを見回してみる。

それにしても救急受付は混雑している。

もちろん、大半の患者はぐったりしているのだが、ざっと観たところ、1〜2割ぐらいは、「すっかり酔っぱらってしまって、怪我しました」という感じである。警察官に付き添われている人もいる。

しばらくすると、二人の若い医師がやって来た。
一人はちょっと濃いめの髪の色の、賢さを絵に描いたような面持ちであった。
もう一人は人の良さそうな、柔らかな印象の若者である。

「やあ、どうしたんですか?具合はどうですか?」

外科医と麻酔医であった。
旦那の知り合いである。

ラトビアで初めて生体肝移植を成功させたコンビであった。
今日は当直なのだそうな。

「腹痛は一旦治まっても、急変したりすることがあるので、念のために一泊していきませんか?」

救急病棟ではなく、外科の個室が空いてるからどうぞ、という大変ありがたいお話で、イケメン医師に面倒を見てもらえる、という部分にココロが多少揺れたが、丁寧にお断りしたのであった。

一応、血液検査の結果を待って、問題なかったのでとっとと家路についたのであった。

家に着いたのは夜10時過ぎであった。
長い一日であった。
【2012.11.02 Friday 11:25】 author : 管理人
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プチぎっくり腰
テレビでラトビアの特集があったとかで、ちょっぴりアクセス数の増えている当ブログである。

テレビ番組の中では頭痛の時にキャベツの葉をかぶる、という民間療法が紹介されていたという情報も友人から仕入れたのであった。

というわけで、管理人も問題を出したいと思う。

問題:ラトビアで一般的な「腰痛の薬」は何?

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さて、本題である。

日曜日、朝10時過ぎまで惰眠をむさぼった管理人は、旦那の入れたコーヒーの香りで、ようやく起きる決心をし、

「ああ、9月だっていうのにこの寒さ」

とかブツブツいいながらシャワーを浴びたのであった。

「ああ、さぶさぶ」

別荘の洗面所にはヒーターを設置する必要があるなあ、などと思いながら着替えをしていると、

「あれ?」

腰が痛いのに気がついたのであった。

それは、背骨の下の方、骨盤のちょっと上、ぐらいのところである。

長時間寝すぎると、時々痛くなったりしていた場所であった。

それが、動くたびに痛くなり、ついには腰が伸びなくなってしまったのであった。

「これは、プチぎっくりでは。。。」

立てないほどではないが、動くと痛い。腰が伸びない。
ネットで調べると、まずは安静第一のようなので、とりあえず2−3日家で寝ている事にしたのであった。

本日、月曜日は多少良くなった気がしている。

それは安静にしていたからか、ママから渡された例の薬のせいなのかは定かではない。

ああ、今週末にはママの「名前の日」のパーティが予定されているというのに。。。

引き続き、まずは安静第一で回復をまつ管理人であった。


【2012.09.17 Monday 15:00】 author : 管理人
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お散歩通勤
気温も上がって、春らしくなってきたリガである。

手術やら放射線治療やらで弱っていた管理人も、そろそろ身体を動かそうという気になる、そんな春の陽気なのである。

という訳で、昨日から通勤の半分の距離をトロリーバスに乗らずに歩く、という通勤ウォーキングを再開したのであった。

小鳥もピヨピヨ鳴いていたりして、清々しい通勤である。

トチノキの木の芽もヤル気まんまん。

色んな木の芽が一斉に膨らんで、
スズメもダンスを踊っていた。

時々猫臭いのが玉にキズだが、
やっぱり春は気分がいい。

道端にツクシを確認。
タンポポのロゼットもメキメキ出現している。

おお、週末には別荘に行って、タンポポ抜きをしなくては、と思う管理人の通勤であった。
【2012.04.26 Thursday 17:48】 author : 管理人
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