ラトビア移住12年目。
 
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TEDxRiga
ある日、旦那が言った。

「なんかTEDみたいなイベントがリガであるらしくってさ、プレゼン頼まれたんだよね」

それは、TEDxRigaであった。

いやはや、管理人はTEDのファンなのであるが、まさか旦那がTEDxRigaでプレゼンすることになろうとは、夢にも思わなかったのである。驚愕の一言であった。

さて、というわけで、ここで旦那初公開である。



【2012.07.13 Friday 21:33】 author : 管理人
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学会@ブリュッセル その2
さて、学会から帰ってきた管理人である。

癌の研究は、分子レベルでどんどん進んでいる。
特に乳癌は最も進んでいる分野なのだが、実際、その進み具合というのは1980年以降に分子レベルで色々分かってきて、この10年で急加速したのである。これはヒトゲノム計画等による功績が大きい。ヒトのゲノムの地図が整備されて、どの遺伝子のどの突然変異がどんな癌のタイプに見られる、とか、その場合にはそれに特異的に効くような薬を開発しましょうとか、そういう、細かい対応をしていきましょうという感じである。

今回参加してきた学会は、まさにそのあたりのところに関するもので、癌の早期診断や治療効果の検定に使えるような遺伝子マーカーの探索や、薬剤耐性と遺伝子型との関連、癌のサブタイプの遺伝子プロファイリングなどなど、が主なトピックであった。

今後の課題としては、予後の良くないサブタイプへの取り組みと、過剰治療の軽減が上げられていた。先進国では万全を期した治療を行っているので、過剰治療になりがちで、化学療法やホルモン療法などを予後との関連を見ながら個人個人で最適化していく必要があるのである。いわゆるテーラーメイド医療を進めていきましょうということである。

さて、ブリュッセルは適度に観光地で、食べ物もビールも美味しくて、快適な街であった。
物価も高くなく、学会にはまさに最適な街であった。
ママへのおみやげはチョコレート。自分へのおみやげに薬局でビタミン剤と空港で化粧品を買い込んで、満足な出張であった。

【2011.05.10 Tuesday 10:36】 author : 管理人
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学会@ブリュッセル
昨日からブリュッセルに来ている管理人であった。

IMPAKT2011という乳がんの学会に参加しているのであった。
この学会は、分子生物学者と病理学者、そして医者をつなぐ学会である。
最近の乳がんの研究は、遺伝子関連研究の進展が目覚ましく、その辺りの知識をそれぞれの現場で共有する必要があり、特に癌を専門とする若い医者と研究者の教育が急務とされているのである。そのため、この学会に先立って、若手を対象としたトレーニングコースも開催されていたのであった。

いやはや、学会はいつもの事ながら、とても刺激的である。
帰ったら調べよう、というたぐいの宿題がどんどん溜まって行く。
しばらく忙しくなりそうである。

【2011.05.06 Friday 13:54】 author : 管理人
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情報源
管理人の仕事は主に乳癌に関連する遺伝子検査とか、それに基づく予後予測とかである。最近は扱う癌が乳癌だけにとどまらなくなってきている。
このあたりの分野は、加速度的に研究が進んでいるので、情報を集めることが結構大切だったりする。

学術的な情報というのは、通常、学術雑誌に掲載されたもののみが信頼できるものなので、要は学術雑誌のサイトを定期的に巡回すれば良いわけだが、それは面倒なのでしない。何しろ癌が関係しそうな学術雑誌は多すぎるほど多いのである。文献情報データベースで定期的に検索するのも良いのだが、取捨選択が面倒だったりもする。キーワードなどで絞り込みすぎてしまうと、周辺分野の情報が目に入らなくなってしまう。そもそも、管理人の場合、将来的にラトビアの医療サービスの一部に組み込んでいきたい検査とは、というような研究なので、競争があるわけでもなく、あまり枝葉に拘る必要もない。

そこで、管理人が利用しているのが、BBCである。

BBCのサイトでHealthというカテゴリーの記事を寝る前にざっとiPhoneでチェックして、関連のありそうな記事はそのまま「この記事をメールで知らせる」というような機能を使って自分のアドレスへ送付。翌日、職場で根掘り葉掘り執拗に調べ上げる。というような感じである。

BBCの記事の素晴らしいところは、大抵記事の元になった学術雑誌又はその論文のページへのリンクがはられていることである。
日本の新聞サイト等の場合、同じトピックの記事があったとしても、健康雑誌の情報と変わらず、使い物にならない。へえー、で終わってしまうのである。

BBCに感謝しながら、後は掘り下げ作業である。根掘り葉掘りの調査はPubMedとGoogleでOKで、知人友人のツテを使って集めた論文のPDFはMendeleyへ上げてクラウド化しておけば、いつでもどこでもiphoneで読めるのである。
ああ、全く便利な世の中である。

【2011.03.03 Thursday 14:59】 author : 管理人
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Bad project
大学院生の悩みは、どうやら世界共通のようである。

良いボスに恵まれて、資金が潤沢にあって、良い論文が出て、学位が取れれば、めでたしめでたしなのだが、なかなかそうは行かないことが多い。

さて、いつも巡回しているブログで、もう秀逸としか言いようのない、研究者の内輪ウケのビデオを見つけたので、ご紹介。

このビデオのタイトルであるbad projectというのは、大学院生がボスから与えられた研究テーマのことである。どんなにがんばっても、与えられたテーマが悪ければ、データもでないし、論文も書けないし、学位も取れない、というわけである。ガガ様の曲のパロディをヒューストンにあるBaylor College of MedicineのZheng博士の研究室(アルツハイマー病の研究をしている)のメンバーで撮影したものということである。

研究畑の皆さんは頷きながら、研究畑以外の皆さんは、「あら、研究者って結構お茶目」と思って見ていただければ幸いである。  



【2011.02.02 Wednesday 17:34】 author : 管理人
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