ラトビア移住12年目。
 
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近況@職場
今朝、職場へ行ってみると、パイプ室となっていて普段使っていない奥の小部屋から、

「ジャー」

という、水の音がしていた。

開けてみると、案の定水が噴出していたのであった。しかも、どうやらお湯らしく、湯気が立っている。施設管理の人がやってきて、修理をしてくれたのだが、どうやら暖房用の温水パイプが破損したということであった。

さて、働き始めてから早2ヶ月半になろうという管理人である。

何もかもが、日本と比べるとゆっくりと進むここラトビアでは、焦ってはいけない。
その証拠に、非常にゆっくりであるが、一応物事は前進しているようである。

ただ、放っておくと、そのまま本当に何も進まないので、どうしても必要と言う物事に関しては、しつこくせっつく必要がある。
それは、向こうも同じスタンスのようで、提出するように言われた書類なども、どうしても必要とあらば催告がくるが、提出しなくてもウンともスンとも言ってこないものもある。

例えば、管理人が働き始める前に、学位を証明するものを提出するように言われたのだが、手元にある学位記はバリバリ毛筆の日本語である。そこで、英訳をして大使館で証明を発行してもらって、などと思っていたのだが、

「ラトビア語じゃなくていいんですか?」

と大使館の人に指摘されたのだった。
さすが、大使館の人は日本的な、きめ細やかな発想に基づいて助言してくれる。

そこで提出先に問い合わせてみると、

「ロシア語の学位記でも受け付けたことがあるので、日本語でもいいはずだと思うがわからない」

というすばらしく理解があるのか、いい加減なのかよくわからない返事をもらったのであった。

しかし、それで日本語のものを提出して、「これじゃダメ」とか言われては嫌なので、ま、業を煮やして先方が何か言って来るまで、放っておくことにしたのである。

そして、提出していないまま現在に至るわけである。

それでも管理人の給料は支払われている。ありがたいことである。

全く、管理人には気楽で過ごしやすい場所だなあと、つくづく思うのであった。


【2010.03.12 Friday 22:22】 author : 管理人
| 退職と新たなる稼ぎ口 | comments(3) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
これですよこれ!
ホンネと建前使い分け。
『ロシア語の学位記で…でも判らない』って言っておいてそれっきり。
一応カタチは整っているんだし実用上問題なければ良いんじゃなぁい、と言っておいて『でも判んない』が後につく。
実に見事な処世術。
これこそ周囲の強国に振り回されながらラトビアという国名を失わなかった強さの元?

よそ者の私には
聞いて嬉しいお話でした。

| さんさん | 2010/03/13 8:34 AM |
こんにちは。

なんだかタイでの話を聞いているようでした。
今な感じのゆるさは、暑い国の特権(?)と思っていましたが、そうでもないようですね。

ところが、ゆるさ下限というのは、結構非対称的というのか、タイの場合、タイにお金を振り込むことは簡単なのですが、タイから海外に送金する場合、非常にめんどうで、基本的には労働許可書がないと、会社等からの請求書に基づくものでないと限り送金できなかったりしますが、このときの銀行の要求はとても細かいものでした。



| Tropics | 2010/03/13 5:22 PM |
こんにちは、さんさんさん。
いやはや、日本社会では、こんな「書類放置」って考えられないじゃないですか。でも、一杯あるんですよ(笑)。提出先が「わからない」っていうものは提出できないですもんね。逆に、どうしても必要なものは、秘書さんとかがかなり怖い形相で催促に来たりします。わかりやすいです。

こんにちは、Tropicsさん。
北の国でもゆるいんです。
全てがゆるいわけではなくて、何かこう、こだわりのポイントが違うようですね。形式美を追求しないという感じでしょうか。
タイからの海外送金は結構大変そうですね。日本も海外送金は面倒でしたが、それ以上ですね。
| 管理人 | 2010/03/14 12:35 AM |
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