ラトビア移住12年目。
 
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親戚づきあい
週末、Kraslava(クラスラワ)というベラルーシに程近い街へ行ってきた管理人である。

それは、ママの生まれ故郷。
ママの両親や兄弟のお墓があるのである。
そして、この日曜日はクラスラワの「お墓の日」であった。街中の人がお墓参りをする日なのである。これに参加するために、はるばるリガから300kmを車で飛ばして行ったのであった。

クラスラワでは親戚の家に滞在させてもらった。

親戚というのはママの甥夫婦である。
彼らの末っ子が去年結婚してから、ふたりだけの年金生活である。
庭にはリンゴやプラムの木があり、小さな温室と畑もある。二人が食べる野菜は全て自作である。魚は川や湖から釣ってくるし、肉や乳製品は地場物が手に入る。時々狩りにも出かけるのだそうな。

しかし、基本的な生活に関わる物以外は高い。

街の中で作れないものは、全て輸送費などのコストが上乗せされて高くなるのである。

すなわち、健康的な暮らしを営んでいれば、生活にかかるコストは非常に安く上がるのだが、嗜好品類などが増えるにしたがって、飛躍的にコストがかさむという具合なのである。

さて、そんな街に住んでいる親戚との付き合い方をご紹介しよう。

1)挨拶とお礼はハッキリと。
  言葉はちがっても、この二つは声の大きさとタイミングだけが命である。日本語でも構わないぐらいである。

2)出された料理はがんばって食べる。
  訪問日程の前後はダイエットで挟む。料理だけではなく、食事の後には大容量のデザートが待っている場合がほとんどなので、その分を計算しつつ食べないと大変なことになる。特に女性は甘いものが好きだと言うことになっているので、チョコレートを断るのには大変な労力が必要であるばかりではなく、断ったことによってその場の雰囲気が一変することもあるので注意が必要である。

3)積極的にくつろぐ。ただし、進んで手伝いを申し出る。
  かしこまっていると疲れるので、遠慮なく寛がせてもらう。しかし、キッチンなどで動きを察知したら、手伝いを申し出る。手伝いを申し出るのも声の大きさとタイミングが命である。

4)魚のホネは小さくても食べない。
  長さ5cm程の、大変小さな魚をフライにしたものが出されたので、骨ごとバリバリと食べていたら、親戚夫婦は固まっていた。


それにしても、お墓のある森には、ものすごい数の蚊が飛んでいた。
どんなに暑くても、長袖、長い丈のパンツ、虫除けスプレー、虫刺されの薬は必需品であった。
衣服の上からでも容赦なく刺そうとするので、虫除けスプレーは肌の露出しているところだけでなく、全身に噴霧する必要がある。もちろん、頭もである。
  
【2010.05.24 Monday 14:33】 author : 管理人
| リガでの暮らし | comments(5) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
管理人さん、こんにちは。
おつかれさまでした〜!いなかの親戚とつきあうのは日本と変わらないかも?と思いました。
300kmの道のりを同行してくれる子供たちを持ったママさまはシアワセですねぇ!
| megmeg | 2010/05/24 10:06 PM |
しかし日本の本土にはお盆の墓参りに故郷へ帰るという習慣が有るし、沖縄でも先祖累代の墓の前で一族郎党相集って酒盛りをする習慣が有るとか。
そこヘ行くと当地、アングロサクソンはそういう『部族習慣』と言うか家系で集まるという習慣が無い。
お墓だってせいぜい夫に先立たれた妻が細々と参るのが関の山でカミさんもなくなれば誰も参り手の無いお墓がずらりと。
だからリガの郊外、でっかい墓地のお墓の一つ一つ、生花が備えられて墓前にはベンチまでしつらえられているのを目にした時は
驚き、というか新鮮な懐かしい感じにうたれたものでした。

しかしラトビアの田園地帯、相当獰猛な蚊を養っておられる様ですね。
これもあきれたことですが、オージー共は蚊に食われてもヘとも思わないこと。 蚊がぶんぶん言っている寝室の窓を開けっ放しで休みます。ラトビア田舎人はイカがでしたか?
| さんさん | 2010/05/25 6:18 AM |
試験に合格したラトビア語や、日頃お母様に鍛えられている管理人さんには、1〜3は問題なく、クリアーできそうですが、
魚を食する民族としては、小骨を食べずに出す、というのが
一番難しそうです。
サンマの骨ぐらいなら、平気で食べてしまいますが、そんなことを、ラトビアの人の前でしたら、異常な目で見られてしまうということですね。気をつけます。

蚊が一匹ブーーンという音をたてても気になって寝られないのに、オージーは窓を開けっ放し、刺されても気にしない、なんて、すごいんですね。アッパレアッパレ。
| murako | 2010/05/25 7:25 PM |
あっぱれなのか鈍感なのか、ねぇ。
近くに居るとこれはどう見ても
『原始人』に近い
と言わざるを得ない。
しかし人間てけっこうタフだなと思うのは
ひ弱なはずの100%日本人の私だって
雨蛙が泳いだりオシッコしたりする雨水を溜めたタンクの水飲んで20ウん年
水のせいでどうかなったってことはありませなんだ。
| さんさん | 2010/05/26 3:09 PM |
こんにちは、megmeg殿
田舎の親戚との付き合いは、全くもって日本と変わらないです。食べ物の量が尋常ではない点ぐらいが違いでしょうか。田舎暮らしもたまには良さそうですが、健康的すぎてずっと暮らすにはツラそうです。

こんにちは、さんさんさん。
いやー、お墓参りには気合が感じられます。普通は生花を植えたり、切花を供えたりして、お墓を飾るのですが、ロシア系の人たちは造花で飾ります。造花だと枯れなくていつまでも咲いているからのようです。
今年は蚊が猛威をふるっています。今年の冬が大雪で、それによって蚊の卵が一定温度に保たれたがために、大発生していると言うことです。もちろん、私は虫除けスプレーを片時も離さずにかけ続けてましたが、田舎の親戚は「日向にでれば蚊はいないから大丈夫」と言ってスプレーを断ってました。思うに、蚊に食われても大丈夫なんだと思います。きっと、痒くなったりしないんですよ。

こんにちは、murakoさん。
ほんの5cmぐらいの魚で、頭が取り除いて合ったので、そのままバリバリと食べたら、ものすごく驚かれました。喉に刺さると思っているようです。そういえば、うちの家族も、糸のように細い骨まで丁寧に取り除いて食べてます。
それにしても、今年の蚊はすごい数です。リガでも街中は大丈夫ですが、ちょっとした雑木が生えているところや、草が伸びてしまっているところは要注意な感じです。
| 管理人 | 2010/05/26 3:19 PM |
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