ラトビア移住12年目。
 
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ああ、T先生
管理人は英語が大嫌いであった。

その根底には、「おぼえる」ということが、どうも上手くできない、というのがあるようである。
何かを憶えるには、印象的な何かと結びつけてセットで記憶すると良い、というような話を随所で見聞きするが、英単語を憶えるのにいちいち何かと結びつけて、などという事をやっている余裕は皆目なかった学生だったわけである。

憶えることが苦手だったのは英語に限らない、地理も歴史もおぼえるのに苦労して大嫌いとなった。

ともあれ、興味のないものを無理矢理に憶えるためには、方法はたった一つしかない。
繰り返し繰り返し、書くか、呪文のように唱えるか、である。

今でもおぼえている呪文を披露しよう。

You will be surprised to learn that people enjoy arguing.

教科書の中の一文である。
なんとも日本的な一文である。
英語の小テストでこの文が出るのが分かっているのに、暗記できずに、声に出して繰り返し呪文のように唱えたのである。
そう、このように、憶えるためには、声に出して言ってみることが大事なんだ、ということに気づくまでには、その後約四半世紀も待つことになるとは、夢にも思わなかった若き日の管理人である。

そんな風に呪文化して記憶に刻み込んだ英単語の一つに、get がある。

get-got-gotten

getの活用である。呪文化したのは不規則変化だからなのであろう。

そして、最近気がついたのである。

「gottenが使われているのを、とんと聞かんのう。。。」

聞かないということは、もしや間違っておぼえているのでは?という疑念が走る。

使われているのを聞いたことがなかったり、見かけたことがないなあ、と思った時点で調べるのが最善であると、分ってはいても、そのまま放置して現在に至っていたのである。

そして、今日、ああ、そうだ、と思いつき、ネットで調べてみて愕然としたのである。

「こ、これは、アメリカ英語。。。どうりで、ここら辺では聞かないはずだ。。。」

と同時に、中学の英語のT先生の顔が浮かんできた。
丸顔でメガネをかけていたT先生。

「いいですか、トマトは英語でトメイトゥです。さあ、発音してみましょう。トメイトゥ! トメイトゥ!。。。」

ああ、T先生、これもトメイトゥの仲間だったんですね。

でも、面倒くさいので、これからは代わりにgotを使おうと思います。
先生の教え守れずにすみません。。。

T先生の幻影に詫びる管理人であった。
【2011.01.28 Friday 13:12】 author : 管理人
| 日本なもの | comments(7) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
T柳先生ね!私は当たらなかった、3年間。T下先生には当たった。
でも私は全教科の中で英語が最低評価だったので、どの先生も印象薄いし、あちらにとってもどうでもいい生徒だったのでは。
今考えると、現在の英語力にちっとも中学時代の知識は役に立ってないと思う。管理人どのはすごいね、授業内容まで覚えているなんて。いまの英語教育は大進化、したのかな。
| Naomi | 2011/01/29 1:32 AM |
こんにちは、Naomi殿。
Naomi殿が英語が最低評価とは。。。意外ですなあ。
T先生はすごく印象に残ってるんですよ。何せ一生懸命に教えてて、思い出すのも、一生懸命な姿のみです。多分、あの時、T先生は20代で、彼女なりに一生懸命だったんだと今でも思いますです。ただ、思い出すと何だか可笑しくて、わかりますよね、このおかしさ。のどかだったなあって感じです。
今はどんな感じなんでしょうね。トマトはトマトなんでしょうか。気になりますよね。っていうか、もしgottenとか教えてないんだったら、そういうのは告知してほしいと思ったりしましたです。
| 管理人 | 2011/01/29 6:20 AM |
むふふふふ…

そうか,管理人どのもでござるか。 それは重畳。

なんであれほどに身をきるがことき難行
悪戦苦闘せねばならなかったのか、苦闘の割には余り身に付かなかった様な記憶も。

しかし管理人どのはこのパソコンに向かうとき以外、只今は24時間寝言ですら英語若しくはラトビア語でつぶやかれる。

私は一方,家の外の人と話する以外日本語に浸かっていて朝ご飯などは白いご飯に海苔とトーフのおみおつけなんどという
けしからん暮らしを送っておる。

学生の頃は共に同じラインに立っていても今では遥か引き離されて管理人さんの後ろ姿などは遥か先にほとんど見えなくなっている。

ちなみに我が英語の先生は『赤ジャガ』なるあだ名の先生。
教科書の中のギリシャ神話の一章だったか Golden Sandalを
黄金のわらんじと訳して下さって悪童どもの記憶に刻み込まれたのでありました。

明日からちょこっと日本ヘ行って参りまする。
| さんさん | 2011/01/29 1:44 PM |
イギリスから、こんにちは。こちらでは、平年並みの気温に戻り、毎朝、霜を踏みながら出勤しています。

”gotten”ですが、”forget”だと、イギリス英語でも”forgotten”だったりします。たぶん、使用頻度と、使用階層の問題かと思われます。労働者階級の人が、頻繁に「get受動態」を使いますので。それも、現在完了形で。

なお、トマトに関しては、こちらを。
ttp://www.youtube.com/watch?v=SJz7bIl0kRw
| 現役lecturer | 2011/01/29 8:11 PM |
こんにちは、さんさんさん。
朝ご飯に白いご飯とお味噌汁とトーフというのは、全くうらやまし過ぎな暮らしですね。
語学は本当に難行苦行ですよね。でも、今はもっと難行苦行度が増してます。ほんとに単語がおぼえられなくて苦労してます。使わないと、跡形もなく頭から消えてなくなりますね。
私の英語力は「通じればいいや」レベルで止まっているので、もう少しなんとかしなくちゃ、と反省しきりです。
お、日本行き、美味しいものを沢山食べて来てくださいね。ああ、うらやましい。。。

こんにちは、現役lecturerさん。
ネットで調べたら、イギリスでは300年ぐらい前からgottenを使わなくなったんだそうですね。アメリカに古い言い回しが根づいて、イギリスからはなくなったというのが面白いです。アメリカ英語とイギリス英語といえば、論文を投稿したときに「アメリカ英語とイギリス英語が混在しているので、どちらかに統一するように」とreviewerに言われたことがあります。大ボスがイギリス人で、小ボスがアメリカ留学していた日本人だったので、それぞれが直しを入れるとごちゃ混ぜになる、という感じです。
フレッドアステアの歌うように、トマトでもトメイトウでも、ま、どちらでもいいことですね。
| 管理人 | 2011/01/29 10:56 PM |
管理人さんが覚えるのが苦手なんて、それは
ウソでしょう〜!っていう感じです。
理科系脳と文科系の脳と簡単に言ってしまっては
いけないでしょうが、息子は社会系の地理、歴史は
カタカナであろうとスルスル紙が水を吸い取りように
覚えられて、忘れない、というのに理科系の物数学系の
ものは、全く覚えられない、覚えたくない、覚えて
いられないでした。多分興味の問題だと思います。

大学の1年の時に英語で授業画行われていた時に、
日本人の助教授の女性の先生が、しきりにカーソル 
カーソルというのが、なんだか分からなくて一人
悩みました。
あとで私的に習っていたキャッスル(城)とうことが
判明しました。初歩の段階で習う英語の発音って
大事だとつくづく思ったのは其の時でした。

| murako | 2011/01/30 10:48 AM |
こんにちは、murakoさん。
やっぱり興味の違いなんでしょうかね。しかし、得てして、苦手な科目ほど、大人になってから「ああ、もっと勉強しておけばよかった」ということになりますね。地理や歴史の知識があれば、旅行ももっと興味深いものになるなあ、と思ったりします。
はじめに習う英語の発音は、本当に大事ですよね。近頃は中学にネイティブスピーカーの英語の先生とかいるとか聞きました。すばらしいですね。
| 管理人 | 2011/01/30 9:25 PM |
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