ラトビア移住12年目。
 
Google
 
<< アザラシ、流れ着く | main | 春、近し >>
放射線治療最終週
先週金曜日に、待望のサイドミラーがついた管理人家愛車である。
当たり前だが、ミラーがあれば普通に運転できる。
ありがたいことである。。。

さて、一方、管理人自身はと言うと、まだまだ放射線治療の続行中である。

だが、全部で6週間、土日を除く毎日の照射も、ようやく5週間の右胸全体照射が終了したのであった。今週はダメ押しの患部部分照射、ブーストというやつである。

癌の治療というと、副作用がつきもの、という印象であるが、現在のところ出ているいわゆる副作用は肌が日焼け状になっている、ということのみである。この日焼けも、出始めたのは5週目に入ってからである。日焼けは、放射線をあてたところにのみ起こるので、
「ほほう、このように照射していたのかぁ」
と感心するほどくっきりと照射範囲がわかるのであった。

日焼けとほぼ同じ現象が起こるので、薄皮がむけたり、乾燥したり、ひどければヒリヒリしたり、痒くなったりするわけである。そんな訳で、対策もあるといえばあるのである。
これらは、放射線医から指示されたローション及びクリームである。
オレンジ色のチューブのローションは、フィンランド製。照射の1週間前から3週目までの4週間、1日3回、照射範囲全体に塗るべし、という司令であった。と言っても、このローションは特に放射線治療用というわけではない。ごく普通の乾燥肌用ローションである。効果の程はわからない。放射線医の説明では、「一週間前から保湿することによって、肌をいい状態に保って放射線に備える」ということであった。

わかっているのは、スウェーデンではこのローションが放射線治療の際に勧められていて、それならばどの程度の効果があるのか調べてみよう、という論文があり、このローションとアロエジェルと何も塗らない場合、とを比較したが、赤くなるということに関してはいずれも差が無かったということのみである。
だが、この論文の片手落ちなところは、乾燥具合や、かゆみや、痛みや、そういう患者の症状がどの程度改善されたのか、が調べられていないところである。とても機械的に、まあ、よく言えば客観的になのだが、「赤み」を写真で撮影して画像解析でデータを出したわけである。

まあ、ともあれ、使ってみた感じは普通の乳液である。サラリとしていてべたつかず、香料もなしで、いい感じであった。

さて、4週目からはACTINOLINというクリームに切り替え指示があった。
このクリームは泣く子も黙るラトビア製である。
白いアルミチューブにシールが貼られている、という、なんとも低コストな包装である。
有効成分はパンテノール、プロビタミン、トコフェノール、である。
保湿と痒み止め、といったところであろう。
皮膚の炎症用ということだが、しっかりと放射線治療用、と謳っている。
色は黄土色。。。木の香りである。こちらもサラリとしていて、べたつかない。
なかなか効き目がよろしく、5週目から発生した「布との摩擦で誘因してしまったかゆみ」がピタリと治まるのであった。皮膚がカサカサしたりすることもなく現在に至っている。

さて、とにかくあと一週間、ローマ人の本が読み終わらないことだけは確かな管理人であった。


【2012.03.26 Monday 15:18】 author : 管理人
| 乳がん | comments(2) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
管理人さん、こんにちは。
効果のあるクリームが指示されるのはいいですね。日本の医療者はそういうところに気が回らないような感じです。症状が出ても、我慢する人も多いでしょう。ラトビア製のクリーム、気になります。
脱走ペンギン、自由を謳歌しているようです。ただ、変なもの(釣りの道具とか、ごみとか)食べないでいればいいのですが。
治療長かったですね。もう少しとはいえ、おつかれさまです。
| megmeg | 2012/03/27 11:53 AM |
こんにちは、megmeg殿。
病院とか担当のお医者さんとかにもよるんでしょうね。ラトビア製のクリーム、良く効くんですが、包装がとてもエコ(?)なので、ちょっとビビりますよ。
おお、ペンギンはまだ外に居るんですね!タマちゃん化して、名前とかついてたりするのでしょうか。ほんとに変なもの食べなければいいのですが。ちょっと心配ですね。
ええ、治療、始めてしまえば習慣化して、出口が見えるとホッとしますね。
| 管理人 | 2012/03/27 10:46 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://latvian-style.jugem.jp/trackback/1881
トラックバック


記事の内容には特定個人の情報及び特定個人の情報に結びつくような表現が含まれないように気をつけておりますが、万が一個人を特定するような表現が見られ、不都合であると思われた場合には記事を削除または訂正しますので、下記リンクからのメールフォームにてお知らせいただきますようお願いいたします。また、コメント欄にはメールアドレス等はご記入いただかなくて結構です。

» 管理人へのメールはこちらからどうぞ。

本サイト内のコンテンツは出典を明記すれば自由に使用できます。
Creative Commons License