いわずとしれたイースターである。
木曜日までローマ旅行だった管理人夫婦は、金曜日と土曜日の二日間にに全力投球して掃除と料理をしたのであった。
今年の掃除はわんこのヘロの登場で困難を極めることが予想された。
が、掃除ではなく緊急事態に見舞われた管理人家であった。
トレーナーに預けていたわんこを回収した金曜日の夜、どうも様子がおかしい。
寝ないのである。
一晩中、家の中を歩き回っているのである。
一週間預けたから神経質になっているのだろうか?
時々管理人夫婦のベッドにやってきて、頭をベッドの上にもたれて、しかし立ったままで眠ろうとしたりするのである。
リビングに置いてあるベッドで一人で寝るのが寂しいのかと思い、わんこベッドを管理人夫婦の寝室に移動しても、同様であった。
一週間ぶりでナーバスになってあちこち点検して寝る場所を決めかねているのか?
どうした?と問いかけても回答はなし。
なぜ、犬は人間の解する言葉を話さないのか?
翌朝も同じ状態が続き、わんこも限界の様で、立ち止まったまま居眠りを始め、ふらついて我に帰り、歩いて、止まってを繰り返していたのであった。
どっか悪いのか?
今まで教えた、おすわりや伏せのコマンドを試すも、おすわりはすれども伏せはしない。
どうやら、伏せができないらしい。
伏せができないので眠る体勢になれない、というのが原因のようであった。
ああ、すまない、もっと早く気がついてあげられたらよかったのに。
というわけで、急遽動物病院へ。
どうやら、一ヶ月前ぐらいに首の後ろに注射を受けていたようで、その場所になにやら脂肪腫のような腫瘍ができたらしく、それが徐々に大きくなって、背骨を圧迫しているのではないか?ということであった。
一ヶ月前というとわんこが管理人家に来る直前ぐらいのタイミングである。
ブリーダーに電話して聞いてみたところ、抗生物質の注射をしてもらった、ということであった。
痛み止めの注射をしてもらって、痛み止めの飲み薬を処方してもらって、とりあえず様子を見ることになった。
数時間して、ようやく伏せの体勢がとれるようになり、わんこは爆睡。
掃除どうします?状態の管理人であった。
さて、イースター。
今年のメニューは
1)ウサギの煮込み
2)酢漬けキャベツの煮込み鴨風味
3)ローストビーフ1.2kg
4)牛テールのコンソメ
5)ローマ土産のサラミ及び生ハム
6)ローマ土産のイースターケーキ、コロンバ
となった。

こちらがコロンバ。鳩の形なんだそうな。
美味しかった。

イースターエッグ。たまご染めキットを買い忘れたので、あり合わせの玉ねぎの皮で染めた地味目なたまご。

テニスボールを加えてご満悦のヘロ。
なぜ画像が横向きなのかはよくわからない。
最近のお気に入りおやつは「干し気管(牛)」
牛テールのコンソメの副産物である牛の尻尾の骨とかもらえてイースターを満喫。
犬って本当に骨好きなんだ、と思った管理人であった。