ラトビア移住12年目。
 
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運転免許証の更新
10年ぶりに運転免許証の更新をしてきた管理人である。

思い返せば10年前、日本の免許証をラトビアの免許証に変換する際、4−5回、試験に落ちたのであった。
ああ、懐かしい、CSDD(ラトビアの道路交通安全局)、というわけがなく、何かトラブルの予感のする管理人であった。

ラトビアの免許証は10年更新である。
更新にあたっては、視覚、聴覚、運動感覚等の医療チェックが必要だという。

「書類の記入は手伝うけど、あとは自力でね。頑張って」
とは旦那の言葉である。

CSDDのHPを見るも、医療チェックをその場で受けられるとは書いていない。
不安が募る。

ともあれ、CSDDへ朝9時に出向いたのであった。

インフォメーションで聞くと、医療チェックは9時半からだという。
3階に医療チェックを行う部署があるので、そこで合格証をもらってから1階の免許証交付所で写真を撮ってもらって免許証を発行してもらうのだそうな。

3階に上ると、男性が一人、部署が開くのを待っていた。
管理人は2番手である。
後から5−6人がやってきた。
無言で順番を確認する人々、である。病院の順番待ちと同じである。

9時半に部署が開くと、アンケートをもらい、記入である。
質問事項は、視力に問題があるか、手術歴はあるか、常用している薬はあるか、などの一般的なものと、アルコールに関するものであった。当然ラトビア語である。

アルコールに関する質問事項は、どのぐらいの頻度でどのぐらいの量を飲むのか、酔っ払って記憶がなくなったことがあるか、酔っ払って怪我したことがあるか、というようなものであった。

アンケートの記入が終わると、支払いである。
35ユーロであった。クレジットカードOKである。

「それではこの奥の扉番号1、2、3、4の前で待っててください」

細い廊下に面して、1、2、3、4と番号の振られた扉がある。
これを順番に回っていくのだそうな。

ここで旦那は職場へと去って行ったのであった。

1の部屋は視力検査であった。
ごく普通の視力検査と赤緑色盲の検査であった。
遠近両用のコンタクトレンズにしてから、かなりフォーカスが甘くなっている管理人であったが、どうやら大丈夫であった。

2の部屋は神経系と聴覚の検査であった。
若い美人の女性が英語で対応してくれた。
ボールペンを目で追うテスト、立ったまま目をつぶって手を前に出してから鼻を触るテスト、そして、その横に座っていたおじいちゃん先生による耳の検査。これがよくわからないのだが、じょうごの様な形をした金属の道具を耳の穴に突っ込み、中を覗く、というものであった。見て何かわかるのだろうか?

3の部屋はサイコの部屋であった。
向かい合わせの机を挟んで中年の女性とおじいちゃんが座っている。
女性がラトビア語で、お酒は何を飲むのか?ウオッカなどの強いアルコールは飲むか?どこで働いているのか?などを質問して、書類にサインをし、おじいちゃんが無言でサインする、というものであった。

4の部屋では血圧を測られた。
事前のアンケートには120/80と書いておいたのだが、緊張のあまり血圧大上昇。
それでも全く何も言われず、終了。

最後に検査合格のカードをもらって、いざ、1階の免許証発行場へ。

免許証発行場には番号札発券機と4−5部屋のブースがある。
そこで掲示板に自分の番号と入るべきブースの番号が出るまで待つのである。
発券機を押すとほぼ同時に掲示板に管理人の番号が出た。
早い。
ブースの中には若い美人のお姉さんがいて、検査合格のカードと古い免許証を確認、写真を撮って、デジタルの署名を作って、発行手数料22ユーロ5セントを支払って、ものの5分で終了であった。
ここもクレジットカード支払いOKであった。

待つこと10分、新しい免許証を手に入れたのであった。

ああ、嬉しい。
これで、後10年は更新しなくて済む。
【2016.05.31 Tuesday 19:20】 author : 管理人
| 手続き | comments(9) | trackbacks(0) |
この記事に関するコメント
なんでも更新な面倒なものです。
10年も使える免許証としては、簡単、形式的な方でしょうか。
交通法規の変更点とかの説明はなくて、もっぱら身体的な面でのチェックですね。
10年で日本は変わりました。相変わらず簡単な目の検査と
ビデオ鑑賞ですが、公安委員会に行かなくても市内の決められた警察で即日発行になりました。写真を持って行かなくてよくなったのですが、警察で写してくれる写真が不評で、即日発行をわざわざ避ける人もいるんですよ。
70歳以上になっての更新には講義と実技が加わり、教習所で実際に運転しなければならなくなり、車庫入れとかクランク、S字カーブできるかハラハラです。
| murako | 2016/06/01 4:42 PM |
こんにちは、murakoさん。
講義等、全くありませんでした。
日本の免許証更新、警察で即日発行、そして70歳以上の更新に実技ですか!本当にだいぶ変わりましたね。私はもう日本の免許証が失効してしまっていて、万が一日本に住むことになればこちらの免許から変更するのに、やはり実技があるでしょうから、もう無理だな、とか思っています。
| 管理人 | 2016/06/01 9:29 PM |
お国が違えど、免許更新手続きも異なるんですね!私も北海道で3月に受けました*違反講習…。10年とは羨ましいです!
7年前北海道来た時に冬道講習を任意で受けました*冬道運転は今でも慣れません…
今週末森の市ですね、本気で羨ましいです。私は趣味でミトンこの時期でも編み続けてます…
CAMDIという辞書ほどのラトビアの編み物本を探していたら札幌に売ってあり、嬉しくて泣きながらかぶりつきました。CAMDIはラトビア語なんですね!
| あい | 2016/06/01 9:52 PM |
こんにちは
いつも 楽しくしみじみとブログ拝見しています。

更新ってなんだかドキドキしますね。歳をとればとる程。私の場合ですが。無事に済んでよかったですね。

ラトビアにも夏が来てるんですね。
あっという間に来るって、北の国特有でしょうか?
金曜日にラトビア再訪です。7年ぶりのラトビアはどんな変化があるのか楽しみです。今回も民芸市に。
リガからタリン、ヘルシンキとそれぞれの街歩きを楽しんできます。
| tomo | 2016/06/01 10:13 PM |
こんにちは、あいさん。
ラトビアの手袋、チクチク編んでますか?とっても素敵ですよね。本見つかってよかったですね。
ええ、私も若い頃はやんちゃしてましたから、違反講習たくさん受けましたよ。若い頃の楽しい思い出です(笑)。
いつかラトビアに来てみてくださいね。

こんにちは、tomoさん。
お、民家博物園に行くんですね。たくさんいいものをゲットしてくださいね。7年ぶりだと、楽しみですね。
結構暑いですよ。乾燥してるんで日陰に入ると寒いですが。
楽しい滞在になりますように。
| 管理人 | 2016/06/02 5:54 AM |
うへぇぇ、たいへ〜ん!とつい声をあげてしまいました。ラトビアの免許更新は大変でお金もかかるんですね。でも、なんだか味があるというか(笑)
私も日本から免許を書き換えましたが、イギリスは試験もなく、郵送で書き換え。支払いは切手代のみです。70歳までは、10年毎に写真のみ変更するそうです。
去年はしていないスピード違反をしたと手紙が来て、高い金額を払い、講習を受けてきました。免許更新で稼ぐのではなく、イギリスはそうやって儲けているのかと憤りましたが、違反をしていないという証明が出来ないので泣き寝入りです。
色んな国で色んな免許更新があるのでしょうね。一つ物知りになった気分です。
| かまくら | 2016/06/02 6:22 AM |
こんにちは、かまくらさん。
イギリス、郵送でオッケーですか!素晴らしいです。しかし、してもいないスピード違反で講習なんてひどいですね。
イギリスは日本と同じ左側通行ですよね。だいぶ前に出張でキプロス島へ行った時、左側通行、車は右ハンドルだったので、旦那を含め同行ラトビア人は怖がって運転できず、私が運転しました。でも、もう今は無理かなと思います。
| 管理人 | 2016/06/02 5:49 PM |
たしかに、イギリスでは10年ごとに写真の切り替えがありますが、無試験です。
そーいえば、EU圏内+英連邦各国も使えるようですが、ペーパー・ドライバーしています。
| 現役lecturer | 2016/06/03 5:09 AM |
こんにちは、現役lecturerさん。
やー、いいですね、写真のみの切り替え。しかも10年。さすがイギリスです。運転はしないに限りますよ。誰か運転してくれるのならそれに越したことはない、と思います。
| 管理人 | 2016/06/03 5:28 AM |
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