ラトビア移住12年目。
 
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春、來し。

とうとう、待ちわびた春がやってきたラトビアである。

 

ラトビアの春は、大変わかりやすい。

屋外で何か花が咲けば春なのである。

 

先陣を切るのはスノードロップである。

その次にクリスマスローズ。

そしてクロッカス。

このクロッカスは近所の空き地に咲いていたものである。

その昔、何らかの建物があって、住居だったのか事務所だったのかは定かでないが、空き地の入り口付近にぽっかりと咲いていたのである。

クロッカスがラトビアの野生種とは思えないので、おそらく、このクロッカスはかつてそこにあった建物に関わっていた人が植えたものだと思われる。花の感じも今時の大振りのクロッカスとは違う。建物がなくなって、何年立つのだろう。空き地の具合から見ると、10年以上は経っているのだと思う。

 

ラトビアにはそういう空き地がたくさんある。

 

今は空き地になっているけれど、そこには人が暮らした跡が見える。

何もない空き地に、春になるとクロッカスやチューリップがポツリポツリと咲くのである。

 

どんな人が住んでいたのだろう。

やっぱり、春を待ちわびていたのだろう。

だから春一番に咲く花を選んで植えたのだろう。

 

福寿草に似た花も発見。

ラトビア名Māllēpe。和名フキタンポポ。

 

春来りし。

 

【2017.04.02 Sunday 02:10】 author : 管理人
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あっという間に3月
とうとう2月は「50歳になった」というご報告だけであった。
そうこうしているうちに、もう3月である。

今年は暖冬で、一番寒いはずの2月もマイナス10度以下になることなく、雪もさほど積もらずじまい、であった。
もう3月なので、ここから先は日がどんどん長くなって、暖かくなっていくのだろう、と期待している管理人である。

さて、管理人の毎日は、相変わらず授業やら演習やらに振り回される、代わり映えのない毎日である。
50歳になったからといって特に何事も変わらない。
帰宅して夕飯を食べたら、翌日の準備をして、ダラダラして寝るだけである。
我が家では、特段テレビを見る習慣はないのだが、旦那がホッケーやらテニスやらボブスレーを見るので、管理人も一緒に見るというか、まあ、ところどころ見ている、という状態である。

ラトビア人は大変ホッケー好きである。
もちろん、TVの前でも十二分に盛り上がる。
ホッケーの試合は、まず最初に両チームの選手が入場して、それぞれのチームの国歌が流れる。その間、観客も起立して国歌を聞く、または一緒に歌う、のである。
まあ、たいていがラトビアのチーム対ロシアのチームの対戦なので、管理人もイヤというほど双方の国の国歌を聞いてきたわけである。
ところが、最近、いや、もうすでに半年ぐらいになるのではないかと思うのだが、TVのホッケー生中継では、ロシアの国歌が流れ出すと、コマーシャルに切り替わるのである。
それはもう見事に、ロシアの国歌の部分だけコマーシャルを流すのである。
堂々と、毎回、である。
ウクライナ情勢などへの抗議行動なのだろうか?
なんとなく毎回、ニヤリとしてしまう管理人である。
 
【2015.03.02 Monday 23:21】 author : 管理人
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ラトビアってがんばってるじゃん
先日の旅行の飛行機の中で、ラトビアについての興味深い記事を読んだ。

AirBalticの機内誌Outlookの2015年1月号より抜粋。

1)ラトビア人はヨーロッパの中で一番マルチリンガルである。
  95%のラトビア人が母国語以外に最低1つの外国語を話し、
  55%のラトビア人が母国語以外に最低2つの外国語を話す。

確かにある程度以上の年齢の人はロシア語を解するし、若者は大抵誰でも英語が堪能である。加えてドイツ語やフランス語を趣味で勉強したり、日本語を習っているという人にも結構お目にかかるのである。

2)リガはヨーロッパで最もアールヌーボー様式の建築物が多い。

3)2012年の統計によると、ラトビアの総消費エネルギーのうち35.8%は再生可能エネルギーで賄われていて、これはヨーロッパで3位である。

Eurostatのサイトで確認したところ、再生可能エネルギーとはバイオマス、風力発電、太陽光発電、水力発電、地熱発電によるものだそうだ。ラトビアの再生可能エネルギー生産は全体量としては微々たるものだが、国内の総消費エネルギーのうち35.8%を賄っているというのはすごいことである。だがしかし、何が主たるエネルギーソースなのだろうか?気になったのでさらにEurostatのサイトで調べてみたところ、固形バイオ燃料であった。つまり、薪とか落ち葉とか農業廃材とかである。ああ、なるほど。

4)ラトビアは世界で2番目に管理職につく女性の割合が多い(41%)。加えて国内の科学者のうち51%が女性である。

確かに、女性管理職が多い。研究室も女性ばっかりである。ちなみに旦那の研究室は学生も入れて15人ほどであるが、内男性は旦那と1人の男子学生の2人のみである。

5)ラトビアは世界で6番目、ヨーロッパで2番目にWiFiの速度が速い。さらに、リガは人口当たりのフリーWiFiスポットの数がヨーロッパで最も多い。

これはインターネット接続が電話線から順次新しくなっていった日本などと比べると、後発な分だけ光ファイバーなどの高速回線の普及が一気に進んだということのようである。確かに速い。

小さいながらも頑張ってる感溢れるラトビアである。



 
【2015.01.17 Saturday 22:54】 author : 管理人
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小旅行
土日は旦那のいとこを訪ねてKrasravaというラトガレ地方の町へドライブだった。


途中の景色。
ダウガワ川に氷が張って、雪が積もっている。

道路には雪はないが、どこもかしこもうっすらと粉雪がかぶっていて、とても綺麗であった。

いとこを訪ねた後はダウガウピルスに宿泊。
ホテルの最上階のレストランからはトリミングを終えたクリスマスツリーが見えた。
ちゃくちゃくとクリスマスの準備が進んでいるらしい。

さあ、あと授業と演習を数回とテストを済ませれば、管理人にもクリスマスがやってくる。
 
【2014.11.30 Sunday 16:51】 author : 管理人
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女性の日
3月8日は国際女性の日である。
始まりが社会主義者会議で提唱された、ということなので、我が家ではずっと無視してきたイベントである。

が、しかし、女性の日は女性の日であって、無視することは許されないのである。

旦那はシャンパンとチョコレートを買い込み、主要な女性管理職及び研究スタッフに振る舞わなくてはならないのである。

そうなると当然、管理人にも女性の日の権利が回ってくるわけで、旦那から沢山のチューリップをもらったのであった。


良い風習である。

花は良い。
花を送る習慣はとても良い。

日本に居た頃は、たしか、30歳の誕生日に研究室の学生さん達が花束をくれた。
それが最初で最後だったような気がする。

ラトビアに住んでいると、何かと花をもらう機会が多い。
嬉しい限りである。
 
【2014.03.09 Sunday 02:50】 author : 管理人
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ユーロビジョン2014
授業のある生活に、ほんのちょっと慣れて来た管理人である。
いやはや、さすがに一年目は準備が大変で、気がつくと毎日家でもずっと授業の準備をしているような状態なのである。が、しかし、そういう状態も慣れてくればなんのその、だったりするのであった。
学生さんはもっと大変だろうし、まあ、来学期はもっとラクになるのだろうし、踏ん張りどころである。

さて、毎年、ヨーロッパの各国から代表を選び、歌合戦をする、ユーロビジョンというイベントがある。
その昔は、ABBAを輩出したりして、それなりのレベルの歌手やグループが出演していたようであるが、近年はとんと冴えない、というのが定評のユーロビジョンである。

というか、ユーロビジョンは可笑しくもある。

ヨーロッパのオサレなイメージを粉砕してしまうぐらいのパワーが、ユーロビジョンにはあるのである。

ま、そんなこんなで、ここ数年、ユーロビジョンなど見向きもしなかった管理人なのだが、今年はちょっと変わったグループがラトビアの国内予選に出る、というので久しぶりに見てみたのであった。

案の定、その注目されていたグループがラトビア代表に選ばれたのであった。

彼らのグループ名は、アールゼムニエキ。
ラトビア語で外国人、という意味である。

その名の通り、グループは外国人で結成されている。
元々は、ドイツとイギリスからラトビアへやってきた若者二人が、1年程でラトビア語を習得し、帰国後、ラトビア語で自作の歌を歌い始めた、というグループである。
ブレイクのきっかけは、ユーロ導入時に作ったYouTubeのビデオ、「パルディエス ラッティニャム」(ありがとう、ラット)であった。

というわけで、今年のラトビア代表のビデオである。
曲名はCake to bake
 

ユーロビジョン用なので、歌詞は英語だが、一部がラトビア語になっている。
なんだか温かいものを感じる歌である。
 
【2014.03.01 Saturday 20:17】 author : 管理人
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ええ、ユーロ
記録的に暖かい冬の日の続くリガである。

なんと、今朝は8℃であった。
勿論、プラスである。

ベルリンで買って来た冬用ブーツの出番もまだない、というような状況である。

さて、1月1日からユーロ圏入りしたラトビアである。

最初の2週間はラットで支払う事が出来、おつりはユーロでもらうのである。
街の様子はというと、

銀行のキャッシュマシーンに長蛇の列。
これはラットを預け入れて、ユーロで引き出す人々の列である。

小型バスの停車時間が長引いている。
これは乗客がラットで払って、運転手がユーロでおつり、とかで混乱しているのである。

スーパーのレジもなかなか動かない。
誰も彼もがレシートを注意深く眺めて、おつりが間違いないかを確認しているのである。
ラットとユーロの混合で支払う人もいる。

1ユーロがおおよそ0.7ラットなので、ユーロ表示にすると値段が高くなったような錯覚に陥る。
でも、しばらくはラット表示も併記してあるので、なんとか納得するのである。

頭の中からラットが抜けるのはいつになるのだろうか。
【2014.01.09 Thursday 05:38】 author : 管理人
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