ラトビア移住12年目。
 
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入院生活2011その3
引き続き入院中の管理人である。

今朝は朝食を食べに食堂へ行こうとしているところを、看護婦さんにつかまり、マンモグラフィーへと連れて行かれた管理人であった。

マンモグラフィー初体験である。

マンモは痛い、という話をよく聞くので、ちょっと身構えていたのだが、なんのことはない、痛くもなんともなく、あっという間に終わってしまったのであった。

上下方向と斜め横方向に挟んだ写真をとって、終わり、である。
管理人の場合、ボリュームが無いので挟めるものなのか?ということだけが不安だったのだが、まあ、そこはプロ。きっちり挟んでくれましたとさ。

その後に診察であった。
診察を待っている間、隣に座った女性がラトビア語で話しかけてきた。
彼女はホテルの客室係として働いていて、日本人はホテルの部屋もきれいに使ってくれるからラクだ、とか、フィンランド人はブラジャーが放ってあったりすることが多い、とか、そんな話をしていた。

「あなた、お子さんは?そう、いないの。でもまだあなた若いから大丈夫よ」

と、まあ、そんな話にもなったのであった。
こういうときは、適当に相づちを打って話を流すことにしているので、どうということはない。

「私はね、もう子供も大きいし、デンマークに孫もいるから」

そうか、そんな風には見えないけど、ああ、でもどことなく疲れた感じだし、じゃあ、55歳ぐらいなのだろうか。などと思いながら話を聞き続けた管理人であった。

「でもね、私、治療の副作用でホットフラッシュがひどいの。これが辛いわね。こういうのって、ほら、50歳ぐらいの人がなるものでしょ。わたしまだ43歳なのに」

え?今なんて?と動揺している管理人に彼女は訊いた。

「あなたはおいくつ?」

通常、女性同士といえども年齢をきくということはあり得ないことである。
しかも見ず知らずなのである。
が、彼女は自ら43歳だと先に言い、管理人に問いかけてきたのである。
もう、逃れられない。

「よ、四十六です。。。」

苦し紛れに、何故かにやけながら答える管理人であった。

「・・・・・・・・」

不思議なひと呼吸の後、彼女は言った。

「あなた、それ、ひとに言わない方がいいわよ」

って、追い込んで口を割らせたのは誰?!
とココロの中で突っ込みを入れた管理人であった。

待合室は理不尽がよく似合うワンダーランドだ。と思う今日この頃である。



さて、予定では今朝のマンモグラフィーの後に、とっとと家へ帰るはずだったのだが、マンモで怪しい部分があるとかで、明朝に超音波で再検査する事になったのである。
というわけで、もう一泊である。

その他の検査はCTも含めて正常であった。
【2011.12.22 Thursday 19:18】 author : 管理人
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入院生活2011その2
着々と入院生活に馴染んでいる管理人である。

ラトビアの公立病院に入院する時は、ほぼ全て持ち込みする必要があることについては既に述べた。もちろん、朝昼晩の三食は出るのだが、フォークやスプーン、マグカップなどは持参する必要があるのであった。

従って、食事時の風景はちょっと変わっている。

入院患者は皆、スプーンを突っ込んだマグカップを手に、食堂へ向かうのである。

管理人は朝食だけ病院の食事を食べ、昼と夜は持参したサラダや果物、チーズなどを食べているので、昼と夜の病院食はどのようなものだか分からないが、以前の経験およびママの入院時の献立から察するに、スープと野菜と肉だと思われる。

朝食はお粥とゆで卵、もしくはチーズである。

お粥は一応日替わりのようで、
1日目 玉麦の牛乳粥+バター
2日目 ヒエとコメの牛乳粥+バター

基本は牛乳粥である。従って、ほんのりと甘みがある。
お粥にバターを添えるのは、ラトビアでは一般的である。もちろん、我が家でもママはお粥や茹でソバの実などにはバターを溶かし込んで食べるのである。というか、バターがないとお粥類は美味しくない、という事である。
管理人はダイエット中なので、バターを遠慮するのだが、決まって食堂スタッフに
「バター入れると美味しいよ」
と念を押されるのであった。

お粥とタンパク源の他には黒パン白パン等を勝手に取ることができる。巨大ヤカンには紅茶が入っている。

食堂の外にはミネラルウォーターの給水機が設置されている。

管理人はこれに気づかずに、売店まで行ってミネラルウォーターのペットボトルを大量買いしてしまったのであった。ま、よかろう。

病室でコーヒーなどを飲みたい場合は何らかの電気湯沸かし器を持参する必要がある。
大抵の入院患者は、マグカップへ直接入れてお湯をわかす事の出来る電気式の湯沸かしコイル(こんな感じのもの)を持参している場合が多い。ソビエト時代の古いものが大抵の家庭には一個ぐらいあるのである。
管理人宅にもあるのだが、どうもお湯を沸かした後に置く場所を確保したりするのが面倒なので、管理人は電気湯沸かしポットを持参、である。

患者用の食堂の食事は嫌だ、でもわざわざ食事を持参するのも面倒だ、という向きにはカフェテリアもある。院内のスタッフや訪問客などが利用している普通のカフェテリアである。だが、メニューは市中のカフェテリアよりは患者用に近いものがある。

もちろん、売店もある。
ちょっとした菓子パンやサラダ、乳製品、ジュース、ミネラルウォーター、ティーバッグ、コーヒー、菓子類などが売られている。持参用トイレットペーパーも1ロールから買える。

さて、本日の検査は超音波のみであった。
入院しているだけあって、これまでの結果もすぐに教えてもらえる。
CTは読解が入るので、まだ結果が分からないが、今日の超音波も含めてその他の検査は異常なしということであった。
明日はマンモグラフィーで、その後一旦帰宅することになるらしい。
もちろん、クリスマスだからである。
クリスマスはよほどの場合でない限り、帰宅許可がでる。
管理人の場合、クリスマス開けに再度入院で検査である。
そういう場合、病室はそのままである。荷物も置きっぱなしでOK。
持参したサラダ材料も、丁度よく食べ尽くし、大変タイミングのよい帰宅である。
【2011.12.21 Wednesday 17:50】 author : 管理人
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入院生活2011その1
検査入院生活続行中の管理人である。

血液検査から始まって、尿検査、レントゲン、CT、が本日のメニューであった。

朝6時半、看護婦さんが管理人の寝込みを襲撃。

「尿を採るのを忘れないでね」
と、リマインドであった。採集容器は前夜に渡されている。

朝食前に採血。
看護婦さんはベテランらしく、チクリとも痛くせずに針を刺した。
と、看護婦さんの白衣のポケットで携帯が鳴る。
全然普通に応答。看護婦さんは携帯で話しながらも採血は続けるプロっぷりであった。
というか、マナーモードでもなければ、即切りでもない、自由度の高さであった。

すかさず、レントゲンへ行くようにと指示を受けたのであった。
ああ、朝ご飯は一体いつ?

レントゲンは待ち時間なしであった。すばらしい。

しかしながら、初対面のスタッフは、必ず管理人にロシア語で話しかける。
この、いかにもアジアンなここでの外人顔には、ロシア語で先制攻撃、という気合いと緊張が見て取れる。
こちらもすかさず、ラトビア語で
「ロシア語はわかりませーん」
と応戦すると、大抵、相手は笑顔で、
「あら、ラトビア語ね、それはいいわ」
とラトビア語で返してくるのである。

午後になって、なにも指示がないままコンピューターで遊んでいると、何の前触れも無くCT行きの指示が入ったのであった。
CTは造影剤をがぶがぶ飲まなければならないのだが、500ccぐらいの紙コップに入った透明な水のような無味無臭の造影剤を渡され、案の定、スタッフはロシア語で何やら説明するのである。いつものようにラトビア語で応戦しようとすると、隣に座っていた若い女性がロシア語で返事をしたので、そのままスタッフはロシア語で何やら言うと、そのままドアの向こうへ消えて行ってしまったのであった。
仕方なく、隣の女性に
「これ、飲むんですか?」
と聞くと、
「そう、30分以内に飲めって」
ということであった。500ccなんてちょろいさ、とがぶがぶ飲みほし、待っている間にトイレに行っておこうと、近くにあったゴミ箱へコップを捨て、トイレに行ったのであった。
もとの席に戻ってきて順番を待っていると、先ほどドアの向こうへ消えたスタッフがペットボトルを抱えて戻ってきて、何やらロシア語で言っている。
どうやら、造影剤は500ccではなく、もう一杯飲まなければならなかったようである。
ロシア語で、おそらく「コップはどうしたの?!」と言うような事を言っているのだと察し、ラトビア語で「すみません」とつぶやきながらゴミ箱を指差す管理人に、スタッフは笑いながら新しいコップに入れた造影剤を持ってきてくれたのであった。

さて、この隣に座っていた女性は、どうやらCTも検査も初めてのようで、大分緊張していた。この、ロシア語を解さない謎のアジア顔に、ロシアなまりのラトビア語で話しかけてきた。
「ドクターはコンピューターのことなんて言ってなかったのよ。それが突然コンピューターなんて。。。あたし、一階に用事があるのよ。時間がないの。だからあたしが先に行くわ。その間これ、あなたに預けとくわ」
これ、とは携帯である。CTの部屋のドアに携帯禁止マークがついていたからである。

ここではこういう事はしばしばあるのである。

となりに並んだだけの見ず知らずのアジア顔に、明らかに自分が有利になってアジア顔が不利益を被るような事項を勝手に決めて宣告してくるのである。

まあ、よかろう。管理人には時間はたっぷりある。
管理人が先の順番だし、CTはコンピューターではなくコンピュータートモグラフィーだが、代わってあげよう。

大変緊張した暗い面持ちでCTに挑んで行った彼女であったが、終わって出てきた時には、まるで周りに花でも咲いたかのように、ぱあーっと明るい笑顔で出てきて言ったのであった。

「痛くなかったわ」

そして、緊張のとれた彼女は、すっかり親切な人に変身していた。
管理人に「大丈夫よ」と繰り返し、帰りのエレベーターはあっち、とか教えてくれて、今にもスキップしそうな軽い足取りでエレベーターの方向へ消えて行ったのであった。

病院では様々な人との接触があって、飽きないのであった。

【2011.12.20 Tuesday 21:06】 author : 管理人
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検査入院開始
先日のドイツ出張時の体調不良を受けて、念のため、あくまで念のために検査を受ける事にした管理人である。

というわけで、本日からわざわざ入院して検査である。
単なる検査ではなく、ついでに人間ドックよろしく、各種健康診断もしておこうというわけで、検査項目を増やしたのであった。

ラトビアでは、日本のように職場や学校での健康診断が徹底されている訳ではないので、意識して自発的に健康診断を受けよう、というアクションを起こさないと、のんべんだらりと無検査の月日を過ごしてしまうのである。

かくいう管理人も、日本で働いていた頃は、毎年きちんと、ほぼ強制的に健康診断を受けていたものだが、こちらへ来てからは、せいぜいレントゲンと血液検査ぐらいしかしていなかったのであった。

そんな訳で、どうせならこの際、色々盛り込んで人間ドック化しておこうかな、という考えなのである。災いは積極的に転じて福となしておこう、という作戦である。

入院、というのもそうそう悪くはない。
プリペイドのインターネットも使えるし、
前から見たいと思っていた、しかし、旦那は見たくないという、そんな映画もダウンロード済みである。
時間がなくて、ちょっと頭の中で整理しきれていない知識を新たにするにもちょうどいい、まとまった時間がとれる。
そして、何より寝放題である。

さて、そんな訳で時間はたっぷりあるので、病院について少し書いておこう。

今回の入院先は管理人の勤務先とは異なる病院である。
以前、お世話になった事のある国立の病院である。
スタッフは医師を除いて英語を話す事はほとんどない。
ラトビア語かロシア語である。

入院に際して、必要なものは食料品以外全てである。
相部屋の場合、トイレットペーパーも個人持ちである。
食料品の持ち込みは自由だが、もちろんのこと、酒とタバコは厳禁である。入院時に誓約書をかかされる。
食事は基本的に食堂で食べる事になっている。食事時間は1時間程。給食のような感じである。
もちろん、動けない人には運んでくれる。
ただ、食事はあまり期待できない。ので、管理人はほとんど全てを持ち込みとしている。

携帯電話の使用は全くOKで、患者もスタッフも使い放題である。
コンピューターを持ち込んでのネット接続も自由である。ただし、モデム等は自前で持ち込みである。

病室は4人部屋、3人部屋、2人部屋、個室、がある。
各部屋にはトイレと冷蔵庫がある。
2人部屋と個室にはシャワーと椅子とテーブル、クローゼットがある。
3人部屋以上の場合は、シャワーは共同である。
【2011.12.19 Monday 16:59】 author : 管理人
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結局歩いた
通勤ウォーキングが意外に続いている管理人である。

週3日、月水金、は旦那と別出勤なので、ウォーキングというわけである。

今朝は霧が立ちこめ、気温2度であった。
いつもよりちょっと重装備で歩き始めたのだが、早足で歩き始めるとすぐにポカポカと暖かくなり、帽子もマフラーも外して汗をかくことになるのであった。

ここのところレギュラー化しているのは、自宅から4kmちょい歩いて、トロリーバスにのって出勤、というパターンである。

今朝もいつものようにルパン三世のテーマを聞きながら4km付近まで近づくと、ああ、なんということか、管理人のバスが丁度バス停から出発しようとしているではないか。

まあ、致し方ない。
こういうこともあるものである。
ここで、もう一停留所歩く、という選択もあるが、次のトロリーバスを待つこととしようか。

そう思った矢先、距離やペースを記録するために使っているiphoneアプリのNike+GPSが、こうささやいたのであった。

「自己ベスト更新のチャンスです。パワーソングを聞いてがんばりましょう」

いや、本当は違う言い方だったのかもしれない。
だが、そんな感じのことをささやくと、Nike+GPSは突然、今まで聞いていたルパン三世から、パワーソングとして登録しておいたP!nkの曲に、勝手に変えるではないか。

パワーソングというのは、へこたれそうになった時などに、これを聞けば元気が出る、と言ったたぐいのテンポのいい曲である。

聞くだけでパワーがみなぎり、体が勝手に動くのである。

というわけで、4km地点を過ぎても歩き続け、そのまま職場まで歩いて到達してしまったのであった。

ちなみに職場までは8kmであった。
歩いている最中は、どうやらエンドルフィンが放出されているらしく、何となく永遠に歩き続けられそうな気がしていたのだが、職場について一息入れると、すっかり足腰が疲れていることに気づいたのであった。

ああ、恐るべし、Nike+.
【2011.11.04 Friday 20:25】 author : 管理人
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通勤を歩く
マイナス圏への突入が秒読み段階のリガである。

朝は、もうすっかり、霜の降りている景色が普通となった。

そんな一桁気温の中、最近、管理人はウオーキングを始めたのであった。

管理人は通勤で公共交通手段を使う時、2台のトロリーバスを乗り継いでいくのだが、とりあえず、その1台分を歩く、というものである。

距離は、どこから2台目のトロリーバスに乗るかによって、自由に決められるので、まずは4kmぐらいからスタートである。
バス停1個分づつチャレンジしていけば、そのうち全部歩いて通勤できるのかもしれない。
だが、無理は禁物である。
無理すると、続かないからである。

iPhoneで音楽を聞きながら、なるべく早歩きでザクザク歩く。

歩いて行くと、色々なものを見ることが出来る。
ちょっとした日差しの暖かさ
通行人の服装のちょっとしたこだわり
お店のディスプレイのちょっとした曲がり具合

ココロの中で「へええー」とつぶやきながら、
時に、勝手で一方的なレースを通行人に挑んでみたり、
ノラ猫に向かって突進してみたり、

結構楽しんでいる管理人の通勤であった。


【2011.10.27 Thursday 14:41】 author : 管理人
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のどが痛い
すっかり風邪をひいて寝込んでいる管理人である。

この風邪は、同僚が子供からもらってきたものが、研究室で蔓延した、という経緯のものである。
旦那は、管理人よりちょっと先にひいて、先週末がピーク。現在は復帰している。
管理人は、月曜日に職場で悪化。現在療養中である。
症状の変化は以下の通り。
鼻水、鼻づまり>>ちょっと発熱>>のどの痛み
風邪の場合、それぞれの症状を緩和する常備薬を用いることもあるが、「寝て治す」が基本姿勢である。

問題は、今週末から遅い夏休みをとって、また今年もクレタ島に行くことである。

ああ、これを楽しみに働いてきたというのに。。。
クレタ行きの前に、新しい水着も欲しかったのに。。。
こんな、寝込んでる場合ではないというのに。。。

とはいえ、寝込む以外に出来ることは無く、ただひたすら、
ショウガ入り紅茶とか、
コケモモジャム入り紅茶とか、
別におなかの調子が悪い訳ではなくても、おかゆ、とか、
風邪に効きそうで優しそうなものを摂っている管理人であった。

まあ、風邪を引いても悪いことばかりというわけでもない。
上げ膳据え膳で、殿様気分を味わっていたりするのである。
だが、大分飽きてしまってきてはいるのだが。。

早く回復して、ク、クレタに行かなくては。。。
青い海と太陽と美味しい魚が待っている。。。
ウイルスと戦う管理人であった。

【2011.09.21 Wednesday 08:15】 author : 管理人
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