ラトビア移住12年目。
 
Google
 
きゅうりの浅漬け
ママが生きていた頃、夏といえばきゅうりの浅漬けを仕込んだものである。

ここ数年は、すっかり不精して、出来合いの浅漬けきゅうりを買ったりしていたのであった。
が、しかし、浅漬けきゅうりは結構お高い。

農家の出店(大きなスーパーマーケットの駐車場などで農家が直販売をしたりする)では、きゅうりの浅漬けは1kgあたり7−9ユーロである。高級品である。

が、しかし、自分できゅうりを買ってきて仕込めば、
きゅうり1kgあたり、1.5ユーロ
香草の束、80セント(3キロきゅうり分)
である。
しかも塩分は自在に調整できる。

というわけで、久しぶりにきゅうりの浅漬け仕込みである。

ブログ内を検索して、昔々のきゅうりの浅漬けレシピを発掘。
仕込んだのであった。

懐かしい味である。
この味なら天国のママも合格点をくれるだろう。





 
【2016.06.15 Wednesday 05:40】 author : 管理人
| 食べ物 | comments(6) | trackbacks(0) |
学生さんから花束をもらう
今日は学年末テストの日であった。

学期中に3回、コロキウムと呼ばれる定期テストがあるのだが、全部のコロキウムを10点満点中の7以上マークすると、学年末テストを受けなくて良い、というルールなのである。

今学期は、学生のモチベーションが高く、半数以上の学生線が学年末テストを免除されたのであった。
そんな状況で、の学年末テストである。

が、試験に学生が集まってくる中、一人の学生が花束を持っている。
「先生、一年間ありがとう!これ、クラスのみんなから」
と握手をして花束をくれたのである。

もう、感激である。
半世紀も生きてるので、危うく涙腺が決壊しそうになったのであるが、そこはギリギリこらえたのである。

思えば、授業も演習クラスも、ものすごい負担になることは明らかだったのである。
それでも、差し向けられたチャンスはつかまないと気持ち悪い、という管理人の気質がそれを掴んでしまったのである。
結果、この二年間はものすごく大変であった。
学生より下手くそな英語で教え、議論するのである。
でも、管理人が教えるのは英語じゃなくて、遺伝学なんだ、と自らに言い聞かせながら、教えてきたのである。

ああ、嬉しい。
彼らが歯医者になった時に治療してもらいたいかどうかは別として、単純に嬉しいのであった。

 
【2016.06.14 Tuesday 05:46】 author : 管理人
| 教えること | comments(7) | trackbacks(0) |
お葬式
昨日はお葬式であった。
ママの従姉妹が亡くなったのである。
89歳であった。

お葬式は娘さん一家の住む、リガから車で1時間ほどの町で行われた。

森の入り口に建つ、小さな教会で、ミサの形式のお葬式の後、皆で墓地に移動して埋葬である。

墓地の入り口から埋葬するお墓までは、通り道に木の葉と花が置いてあって、それを辿っていくとお墓にたどり着くのである。

墓穴の深さは2mほどであろうか。
あらかじめ葬儀屋さんによって掘られている。
その横には掘った土がスコップできちんと台形に固められていて、その表面には木の葉で飾りつけがしてある。

墓地での埋葬の間も、音楽の演奏つきである。
持ち運び式の電子ピアノで生演奏である。
今回の演奏者は、一人で電子ピアノとリコーダーを使い分け、時には自ら演奏しながらアベマリアを歌っていた。
素晴らしい。

ラトビアでは埋葬の際に、棺に毛布をかける。
寒くないように、ということなのだろう。

葬儀屋さんは、いつも4人である。
2本の布ロープの上に乗せた棺を、4人でスルスルと墓穴の中へ下ろしていく。

参列者は皆、手で土を三掴み墓穴の中へ入れる。
埋葬に参加する、という意味合いなのだろう。

そのあと、葬儀屋さん達によって穴が埋められ、土を盛る。
盛られた土はやはりスコップできちんと台形に固められ、上表面にはスコップの肢で十字の印を刻む。
木の十字架を立て、僧侶が祈りの言葉を捧げる。
そして、参列者がそれぞれ持ってきた花で盛られた土を覆い尽くすのである。

数週間したら、墓石を立て、お墓として整備するのである。

埋葬の後は、会食である。
参列者は通常全員招待される。

食事は暖かいスープ、冷菜、メイン、デザートである。
通常、メインは茹でたじゃがいもと肉である。
ザ、ラトビアの食事、というメニューである。
食事をしながら、参列者が次々と立ち上がって故人の思い出を語る。

ラトビアに来てからの葬儀への参列は、もう何回めだろうか。
日本で参列したお葬式よりも多いことだけは間違いない。
 
【2016.06.10 Friday 00:38】 author : 管理人
| リガでの暮らし | comments(8) | trackbacks(0) |
花いろいろ
ラトビアは花の宝庫である。

花を贈る習慣があるので、花屋はなかなか充実しているのだが、一方、ラトビアの野の花庭の花も素晴らしい。

こちらは管理人家のサマーハウス、庭の花ミックス。


どこの庭にも大抵植えられているシャクヤク。
管理人家でも1シーズンで80ぐらい咲く。


こちらは道端の花ミックス。
アカツメクサ、チャイブ、イワミツバ。
iPhoneImage.png
 
【2016.06.04 Saturday 13:49】 author : 管理人
| 植物 | comments(5) | trackbacks(0) |
運転免許証の更新
10年ぶりに運転免許証の更新をしてきた管理人である。

思い返せば10年前、日本の免許証をラトビアの免許証に変換する際、4−5回、試験に落ちたのであった。
ああ、懐かしい、CSDD(ラトビアの道路交通安全局)、というわけがなく、何かトラブルの予感のする管理人であった。

ラトビアの免許証は10年更新である。
更新にあたっては、視覚、聴覚、運動感覚等の医療チェックが必要だという。

「書類の記入は手伝うけど、あとは自力でね。頑張って」
とは旦那の言葉である。

CSDDのHPを見るも、医療チェックをその場で受けられるとは書いていない。
不安が募る。

ともあれ、CSDDへ朝9時に出向いたのであった。

インフォメーションで聞くと、医療チェックは9時半からだという。
3階に医療チェックを行う部署があるので、そこで合格証をもらってから1階の免許証交付所で写真を撮ってもらって免許証を発行してもらうのだそうな。

3階に上ると、男性が一人、部署が開くのを待っていた。
管理人は2番手である。
後から5−6人がやってきた。
無言で順番を確認する人々、である。病院の順番待ちと同じである。

9時半に部署が開くと、アンケートをもらい、記入である。
質問事項は、視力に問題があるか、手術歴はあるか、常用している薬はあるか、などの一般的なものと、アルコールに関するものであった。当然ラトビア語である。

アルコールに関する質問事項は、どのぐらいの頻度でどのぐらいの量を飲むのか、酔っ払って記憶がなくなったことがあるか、酔っ払って怪我したことがあるか、というようなものであった。

アンケートの記入が終わると、支払いである。
35ユーロであった。クレジットカードOKである。

「それではこの奥の扉番号1、2、3、4の前で待っててください」

細い廊下に面して、1、2、3、4と番号の振られた扉がある。
これを順番に回っていくのだそうな。

ここで旦那は職場へと去って行ったのであった。

1の部屋は視力検査であった。
ごく普通の視力検査と赤緑色盲の検査であった。
遠近両用のコンタクトレンズにしてから、かなりフォーカスが甘くなっている管理人であったが、どうやら大丈夫であった。

2の部屋は神経系と聴覚の検査であった。
若い美人の女性が英語で対応してくれた。
ボールペンを目で追うテスト、立ったまま目をつぶって手を前に出してから鼻を触るテスト、そして、その横に座っていたおじいちゃん先生による耳の検査。これがよくわからないのだが、じょうごの様な形をした金属の道具を耳の穴に突っ込み、中を覗く、というものであった。見て何かわかるのだろうか?

3の部屋はサイコの部屋であった。
向かい合わせの机を挟んで中年の女性とおじいちゃんが座っている。
女性がラトビア語で、お酒は何を飲むのか?ウオッカなどの強いアルコールは飲むか?どこで働いているのか?などを質問して、書類にサインをし、おじいちゃんが無言でサインする、というものであった。

4の部屋では血圧を測られた。
事前のアンケートには120/80と書いておいたのだが、緊張のあまり血圧大上昇。
それでも全く何も言われず、終了。

最後に検査合格のカードをもらって、いざ、1階の免許証発行場へ。

免許証発行場には番号札発券機と4−5部屋のブースがある。
そこで掲示板に自分の番号と入るべきブースの番号が出るまで待つのである。
発券機を押すとほぼ同時に掲示板に管理人の番号が出た。
早い。
ブースの中には若い美人のお姉さんがいて、検査合格のカードと古い免許証を確認、写真を撮って、デジタルの署名を作って、発行手数料22ユーロ5セントを支払って、ものの5分で終了であった。
ここもクレジットカード支払いOKであった。

待つこと10分、新しい免許証を手に入れたのであった。

ああ、嬉しい。
これで、後10年は更新しなくて済む。
【2016.05.31 Tuesday 19:20】 author : 管理人
| 手続き | comments(9) | trackbacks(0) |
夏来たりし
あっという間に5月も終盤。
ラトビアにも夏がやってきたのであった。

いつものことながら、この季節の変わりっぷりは凄まじいもので、木の幹だけで冬を越して、春が来ると慌てふためいたように花を咲かせ、アレヨアレヨという間に、ラトビア全土が緑で覆われるのである。

夏になると、ママの言葉を思い出す。
ラトビアに来て間もない頃、
「あなたはどの季節が一番好き?」
というママの問いかけに、管理人は
「秋」
と答えたのである。
「どうして秋なんか好きなの?これから寒くなるっていう陰鬱な季節じゃない」
ママは秋が嫌いのようであった。
「私は夏が好きよ。夏がいちばんよ」

当時の管理人には夏の良さがわからなかった。
管理人にとっての夏は、クーラーなしでは死ぬかもしれない、という日本の夏だったからだ。

ラトビアにやってきて10年経って、ママと同じことを思っている自分にちょっと笑う。
「夏がいちばんよ」


 
【2016.05.28 Saturday 23:08】 author : 管理人
| 別荘 | comments(6) | trackbacks(0) |
春来たりし
イースターマンデーの今日、気温も14度まで上がり、それならばサマーハウスでピクニックでもしよう、と思い立った管理人夫婦である。

暖かな陽気に誘われてみたものの、相変わらず冬の延長線上の風景である。
が、しかし、

春は来ていたのだった。
クロッカスが開花していたのである。
クロッカスが開花したのなら、もう春なのである。
少なくとも、冬は終わりなのである。

この、小さな、しかし鮮やかな色の花を半枯れの芝生の中に見つけた時の喜びは、その場で50cmぐらい飛び上がるような感じである。

クロッカスの花を見つけたら、公式に春なのである。

サマーハウスのご近所さんも、皆さん庭の手入れに来ていたのであった。

ひとしきり、サマーハウスで犬を遊ばせて、リガに帰ったのだが、春の余韻は続くのである。

バルコニーでワイン。
日向のなんと心地よいことか。

これから、一日一日、植物たちはその形を変えていく。
木々の芽が大きくなり、足元のロゼットも大きくなる。
そして、爆発するような一斉の開花。

毎日目が離せない季節の到来である。
【2016.03.29 Tuesday 01:52】 author : 管理人
| リガでの暮らし | comments(10) | trackbacks(0) |


記事の内容には特定個人の情報及び特定個人の情報に結びつくような表現が含まれないように気をつけておりますが、万が一個人を特定するような表現が見られ、不都合であると思われた場合には記事を削除または訂正しますので、下記リンクからのメールフォームにてお知らせいただきますようお願いいたします。また、コメント欄にはメールアドレス等はご記入いただかなくて結構です。

» 管理人へのメールはこちらからどうぞ。

本サイト内のコンテンツは出典を明記すれば自由に使用できます。
Creative Commons License